当院では、病院で「家に帰るのは無理だ」と言われた患者さんについて、これまで何名も在宅医療や在宅での看取りのお手伝いをしてまいりました。ご家族にも看護・介護の方法について丁寧にアドバイスいたしますので、最終的にはご家族が点滴の交換までできるようになるケースも珍しくありません。地域の基幹病院、ケアマネジャー、訪問看護師などとの連携体制もありますので、不安や負担をご家族だけで抱え込まずに済みます。
また、ご自宅に戻ったことで、患者さんの心身の状態が以前よりも落ち着いて痛み止めの量を減らせたり、ひどい褥瘡(床ずれ)がご家族の細やかなケアで大幅に改善したりと、在宅医療だからこそ症状が改善することもあります。患者さん・ご家族に「住み慣れた我が家で過ごしたい」というご希望がおありでしたら、いつでも気軽にご相談ください。