逆流性食道炎は、胃と食道の境界部分がゆるむなどして、胃酸を含んだ胃の内容物が食道へ逆流することによって起きる病気です。「胸やけがする」「酸っぱいものがのどに上がってくる」といった症状が主ですが、「のどがつまった感じがする」「声がかすれる」などの呼吸器症状を生じることもあるため、原因がお腹の病気と分からずに長い間我慢しておられる方も多いようです。
逆流性食道炎が疑われる場合には、まず胃酸の逆流症状を確認するための問診を行い、続いて胃カメラ(内視鏡)検査で食道粘膜の炎症を確認します。胃カメラについては苦手な方も多いと思いますが、十分に信頼でき、苦しくない胃カメラ検査を行える医療機関を消化器内視鏡学会専門医でもある院長がご紹介いたしますので、どうぞご安心ください。